神経痛について

身体の各部には末梢神経が網のように張り巡らされています。末梢神経とは脳や脊髄などの中枢神経から分かれて、全身の器官・組織に分布する神経であり、この末梢神経に何らかの刺激が加わったときに感じる痛みの総称が神経痛です。

代表的な神経痛とその症状

神経痛は症状があらわれる部位によって疾患名が変わる特徴があり、その中でも代表的なものとして、坐骨神経痛・肋間神経痛・三叉（さんさ）神経痛が挙げられます。

お尻から太もも・ふくらはぎにかけて後面に痛みが走ります。鋭く電気が走ったような痛みがあらわれたり、身体を動かした際に痛みを感じることがあります。

背中から胸にかけて左右どちらかに突然鋭い痛みが走ります。深く呼吸をしたり、肋骨が動くと痛みがひどくなります。

チクチク・ズキズキとした刺すような痛みが顔面にあらわれ、突然激痛に襲われることもあります。また食事や冷たい風に当たった際などに痛みを感じやすく、目の奥や周り・額・頬の左右どちらかに症状が出ることがほとんどです。

神経痛は、血流の悪化や加齢、ストレスなどが原因だと考えられていますが、中には原因不明のものも多いです。まれに脳腫瘍や脳動脈瘤の異常からくる場合もあります。

いずれにしても自己判断で放置することは避け、適切な治療を受けることが大切です。

神経痛は、骨格の調整や筋肉の緊張を取り除くことで痛みが緩和することもあります。当院ではまず、丁寧なカウンセリングと検査で何が原因となっているのかしっかり見極めてから施術を行います。

通院プランもライフスタイルに合わせてご提案しますので、無理なく続けて痛みのない身体を目指しましょう。